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ダウン症で二重まぶたが特徴なのは日本を含む北東アジアだけ

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

日本人の30%の人は二重まぶた

オイタパパです。

生まれたばかりの赤ちゃんの目がくっきりした二重まぶたです。もしかしてダウン症ではないでしょうか。

こういった悩みを持つお母さんが多いという話をよく聞きます。

しかし、日本人の30%の人は二重まぶただそうです。
赤ちゃんも30%の中の一人です。

赤ちゃんの目が二重まぶたと言うだけでダウン症だと考える必要はありません。

今日はダウン症と二重まぶたについて考えてみたいと思います。

 

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ダウン症と二重まぶた

なぜダウン症のある人に二重まぶたが多いのか?

以前に『ダウン症と顔。特徴は生まれてすぐに判別できる?』という記事でも書きましたが、ダウン症のある人は顔の中心部の骨がゆっくり発達するのに対し、その周囲が通常の速度で発達するため皮膚が外側に引っ張られてしまうという顔の成長に関する特徴があります。

 

この顔の成長の仕方によって、目と目が離れていたり、つり目であったり、鼻が低いといったダウン症の特徴につながりやすくなるようです。

この説明を聞くと、なんとなくではありますがそうなるのも分かるような気がしますし、人によって成長の度合いも違うので、強く特徴が出ている人とそうでない人がいる ということも分かるような気がします。

 

ではダウン症の特徴の一つと言われる二重まぶたについては、どのような要因があるのでしょうか?

先に書いた”顔の中の成長速度の違い”という理由では、二重まぶたになることは説明がつかないように思いましたので、この点についてネット上でいろいろと情報を探してみました。

しかし、残念ながらその理由を書いているサイトを見つけることは出来ませんでした。

 

だれも疑問に思わないのでしょうかね?

まぁそれが分かったところで、何かの役に立つわけでもないのかもしれませんがオイタパパは少し気になります。

ということで、もう少し引っ張って『二重まぶた』について考えてみたいと思います。

 

二重まぶたについてオイタパパが初めて知ったこと

実は今回この疑問(なぜダウン症のある人に二重まぶたが多いのか?)解明のためにネット情報を探していて、二重まぶたについてオイタパパが初めて知った事柄が幾つかありました。

その一つが、

日本人の70%は一重まぶたで、二重まぶたの人は30%

出典は美容整形でお馴染みのあの高須クリニックのホームページですから、それなりの統計的根拠があると考えられます。

そういえばこれまであまり考えたことはなかったのですが、70%対30%ということは日本人は二重よりも一重まぶたの人が圧倒的に多いんですね。

だからダウン症のある人において二重まぶたの人の割合が、これよりも高ければダウン症の特徴の一つに上げられる ということになるんでしょう。

 

ところで、ダウン症のある人の二重まぶたの割合ってどれくらいなんでしょうかね?

これは何処かに情報がありそうな感じがしていたのですが、残念ながらこれも探しきれませんでした。

ダウン症関連ブログなどで、うちの子は一重まぶたです ということが書かれているのは幾つか見かけたので、ダウン症のある人にもそれなりに一重まぶたの人がいるのは間違いないんですけどね。

単にオイタパパが探し下手なのかなぁ。

あっ!ちなみにオイタパパのダウン症の次男オイタは二重まぶたです。

 

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続いて二重まぶたについてオイタパパが初めて知ったことですが、

日本、中国、 韓国など北東アジアを除くと一重まぶたの人は世界中にあまりいない

これは結構ビックリな情報でした。
二重まぶたじゃなく一重まぶたに関すること なんですけどね…

一重まぶたの人は世界中にあまりいない

っていうことはですよ!

日本で二重まぶたはダウン症の特徴の一つになってますが、例えばアメリカでは特徴にはならないんですよ。
ダウンちゃんだけでなく、周りの人みんな基本的に二重まぶたですからね。

なんかビックリしませんか?
オイタパパだけ?

 

で、上に関連する内容になるのですが、引き続いて二重まぶたについてオイタパパが初めて知ったこと

実は二重まぶたの進化形が一重まぶた

普通に考えると1の次が2ですから、なんだか逆だと思いませんか?

でも、実際は二重まぶたの進化形が一重まぶたということになるんです。

これはNHKのテレビ番組『チコちゃんに叱られる!』で放送されたことみたいなので、まぁそれだけの信憑性があります。

その進化の過程ですが、元々人類が誕生した時点で人は二重まぶただった とのこと。

二重まぶたのほうが目を大きく開くことが出来るのでモノを見やすく、動物も二重まぶたが多いらしい。
そういえばチンパンジーとかの類人猿も二重まぶたですね。

で、二重まぶたの人類が誕生地であるアフリカから世界各地へ広がっていく中で、厳寒のシベリアにも到達しました。

シベリアはめちゃくちゃ寒い。
その寒さに耐える進化の一つとして、眼球を寒さから守るためにまぶたが脂肪で厚くなり、それに伴い二重から一重まぶたになった
ということらしいです。

その一重まぶたに進化した人類の子孫が日本を含む北東アジアに流れ着き今に至る訳ですね。

 

フムフムなるほど。これは勉強になりますね。
で?

え?
いやぁ…まぁ…世界では二重まぶたがスタンダード。生まれた赤ちゃんが二重まぶたってことだけでダウン症だと心配しなくてもいいですよって ことで…

ということで、今回はこの辺にしておきます。
では。

 

オイタパパの仮説(2019.4.11追記)

ふと仮説を思いついたので追記です。

上で書いているように寒さに適応するためまぶたの脂肪が厚くなり二重まぶたから一重まぶたに進化した とチコちゃんが教えてくれています。

ということは、ダウン症のある人はまぶたの脂肪が薄い人が多いのでは?

 

何故そうなるか?

進化により二重まぶたになったということは、まぶたの脂肪が厚くなるのは顔の成長過程の後ろの方であるということが考えられます。

で、ダウン症のある人の場合、そこまで成長の過程が進む前に誕生する人が多く、まぶたの脂肪は薄いままとなり、その結果二重まぶたになる。

 

いかがでしょうこの仮説?

まったく根拠はありませんが、なんとなくそれらしくはないでしょうか?

誰か興味のある専門家の方が現れて検証してくれないかなぁ。

では。

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