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オイタパパです。
ダウン症のある人の特徴の一つに身長が低いということがあります。
実際にダウン症のある成人男性の場合、150cm前後の身長の人が多いようで、日本の成人の平均が170cm前後ですので、これと比べるかかなり下回っているのが分かります。
今日はダウン症の身長について、お話させて頂きます。
ダウン症児の身長
ダウン症児の成長曲線と身長
日本のダウン症関連の組織の総本山とも言える日本ダウン症協会のホームページでは、ダウン症のある人の男女別の成長曲線が公開されています。
http://www.jdss.or.jp/tane2017/shintyou.pdf
この成長曲線で身長の伸びを見てみると、男子の場合は1歳ころまでは健常児と大きく変わりませんが、1歳を過ぎたころから伸び率が下がり始めていくのが分かります。
また、女子の場合は2歳前ころまでは健常児と大きく変わりませんが、2歳ころから伸び率が下がり始めて謙譲な子との身長差が広がっています。
ダウン症児の成長曲線(男子)
ダウン症児の成長曲線(女子)
出典:日本ダウン症協会が贈る小さな子のいる親のための子育て手帳「+Happy しあわせのたね」http://www.jdss.or.jp/tane2017/shintyou.pdf
ダウン症の身長が低い理由
ダウン症のある人の身長が低い理由について、何か共通した理由があると思うのですが、残念ながらオイタパパにはその理由を見つけることが出来ませんでした。
上に示した成長曲線のように、健常児とは明らかに特異的な違いがあるので、やはり21番染色体の過剰な遺伝子による何らかの影響が考えられるのではないかと想像するのですが、素人なオイタパパには想像するだけで手一杯です。
体重が増えやすいということについては、他の記事で書いたように
・基礎代謝量が低い(同じ量を食べても太りやすい)
・筋力が弱くあまり体を動かさない(運動不足につながる)
・舌が大きいため、十分に咀嚼できず丸呑みするように食べる(大食につながりやすい)
・バランス良く食事をせず一品食いの傾向がある(揚げ物など太りやすい食べ物に偏ることが多い)
などがその理由だと書かれている文献も多いのですがね。
まぁ体重については後天的な要因のほうが大きいので、コントロールしましょうという啓発も兼ねて書かれることが多いのかも知れません。
オイタの身長
オイタパパのダウン症のある20歳過ぎの次男(以下、オイタと表記します)の身長は、ダウン症のある人の中では少し大きめの160cmあります。
幼稚園から小学校にかけては健常児に混じって通園、通学していたのですが、健常児と混じっていても、特段小さいと感じたことはありませんでした。
ただ、小学校高学年頃から体重の方は増加を始め、身長について小さく感じることはありませんでしたが、体格は逆に大きく感じるくらいでした。
この写真はオイタが小学校6年生の時の運動会のものですが、健常な同級生と並んでも身長は決して低くはなかったというのがお分かりになると思います。
そして体格については見ての通り…
うーん、これは要改善ですよねぇ。
といいつつ、今はさらに立派な体格になってしまっているのですが…_| ̄|○
まぁなんといいますか、身長も体重もダウン症児の成長曲線の上の線の例という感じでしょうか…
今日の話は以上となります。
最後までお読み頂きありがとうございます。